図解:バックキャスティングで勉強量を決めて日常的に勉強する方法

 今朝、バックキャスティングで勉強量を決めて日常的に勉強する方法について書いたのですが、あまりにも分かりにくかったので絵であらためて説明します

 

バックキャスティングで勉強量を決めて勉強する方法についてです。

小学生と中学生によって勉強の仕方が少し違うと思うので、分けて書いておきます。

 小学生が2学期の計画を立てる場合

小学生の場合は、学校の勉強をしっかり身につける勉強をするのであれば学校の進み具合に合わせて勉強していけばいいと思います。(中学受験されるお子さんの場合は全然違うと思うので、参考にならずすみません。これは学校の勉強をしっかりやるための勉強方法です。)

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小学生の2学期の計画の立て方

計画を立てるときは、少し余裕を持たせることも大切です。2学期の勉強が12月第一週ぐらいまでに終わる計画にしておくと、少し遅れた分をやる期間があるのでいいと思います。

うちの子の場合は、金曜日は「平日の他の曜日にさぼった分をやる日」、土曜日と日曜日は「勉強なしでいっぱい遊ぶ」というゆるゆる計画です。

実際には、平日の勉強でもう一度やったほうがいいというところに付箋を貼っておいて、土日は付箋の問題をもう一度解いています。土日はその問題をやったら本当に朝から晩まで遊んでいます。中学受験しないからこその技かもしれません…。

 

中学生が期末テストまでの計画を立てる場合

中学生になると、予習・復習が重要になります。

週末に予習→授業→平日に復習という流れが作れると、スパイラル学習が自然にできるのでいいと思います。 

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中学生の計画の立て方

 

中学生になると、勉強が難しくなってくるので、同じ内容を繰り返し勉強するスパイラル学習が重要になります。

週末には新しい単元の予習→週明けの平日はその単元の復習という形で計画を立てます。大体の問題集は、ひとつの単元が「基礎」→「演習1」→「演習2」のように難しさ順にならんでいるので、週末に「基礎」と「演習1」のページをやって、平日は「演習2」と「週末の勉強で分からなかったところ」をやるといいと思います。

 

例えば、中学生の計画の一例はこんな感じになります。

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中学生のある週の計画の例

平日は帰るのも遅いし、そんなに時間が取れないので、英単語と数学のその日の授業の復習だけは毎日で、その他については曜日ごとに勉強する教科を決めることをオススメしています。例えば、月曜日→数学、火曜日→英語、水曜日→地理、木曜日→歴史、金曜日→理科など。社会もしっかり三問テストをやりながら平日を過ごしていきます(三問テストについては明日書きます)。

 

中学生の勉強の方法

日々の勉強

週末の予習では、分からないところに赤付箋を貼っていきます。  

平日は、週末に勉強した分からなかったところ(赤付箋が貼られているページ)と、応用問題を復習します。分からないところには赤付箋、もう一度テスト前に絶対解きたい問題は黄付箋、一応見直したほうがいい問題は青付箋、もう絶対解けるという問題は付箋なし、という感じで、自分の理解度を仕分けしていきます。

 

テスト勉強

期末テスト2週間前には、5教科については自分が分からない問題のところに付箋が貼られた状態になっています。その問題を中心にテスト勉強をしていきます。

期末テストは5教科以外の教科も入ってくると思います。日々の勉強は5教科中心に行っているので、その他の教科はテスト勉強期間で頑張って勉強してください。

 

字ばかりで分かりにくいですが、元記事はこちらにあります。

 

今朝も書きましたが、自分なりの勉強のやり方を知っているということは、高校生や大学生や社会人になってからとても大切なことだと思います。自分で試行錯誤しながら勉強していくプロセス自体が、将来にとって一番大切だと思います。