3問テスト

その日のうちにその日の勉強が身についているかを自分で確認する方法として、「3問テスト」がオススメです。

 

3問テストのルール

① その日の勉強の範囲から、ランダムに3問を出題します(親が出題できる場合は親が出そうな問題を出題してあげてもいいですし、番号を書いた紙を箱に入れておいて自分でそこから3つを引く[2,6,15が引かれたら、先頭から2番目、6番目、15番目の小問を解く]とか、どんな方法でもいいです)

3問のうち間違えた設問+間違えた数の新しい問題を出題します(例えば、3問出題されて、1問間違えてしまったら、間違えた1問、プラス、新しい問題1問が出題されます)

③ 0問になるまで繰り返します。0問になればその日は合格です。

 

ポイントは、その日の勉強がその日のうちにしっかり身についているかを確認して、覚えられるまでその日の勉強を終えないこと。

 

しっかり計画を立てた後に、その日にやる問題集に取り組んでいくのですが、

「問題集を埋めること」ではなく、「その範囲を身につけること」が毎日の目標です。

結構しんどいですが、その日の勉強はその日のうちに消化しながらすすめていくと、1週間たって振り返ると、自分の後ろに残された勉強の足跡をしっかり実感することができます。

 

3問テストはあくまでそのひとつのやり方ですし、「3問」は適当な数字なので、自分に合わせて「5問テスト」にするとか「大問3つ」にするとかアレンジされるといいと思います。

 

我が家では、「3問テスト」を、漢字と理科と社会の勉強に取り入れています。

漢字は3問テスト(0問になるまで続ける)、理科と社会は大問2問テスト(間違えた小問題の数だけ増やす)にしています。

教科や子どもの性格に合わせてアレンジしてください。

 

中学生であれば、英単語などにも使えると思います。 

日々の勉強を「分かっているつもり」ではなく、「確実に自分のものにしながら」進んでいけるといいですね。