我が家の休校対策⑨:教科書から逸脱しないこと

先週、大好きなママンさん(id:mamannoshosai)のブログにとても興味深い内容が載っていました。

www.mamannoshosai.com

 

家庭で子どもの勉強を見るときは、まず親も一緒に教科書を見て、どんな順番で、どんな言い回しで教えているのかを確認した方がいいと思います。

 

休校が始まってすぐに、スタディサプリをベースに時間割を立てました。子どもたちは私の立てた計画に沿って勉強してくれています。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

 

ママンさんのブログを読んで、

スタディサプリで使っている言葉は、教科書の言葉とあっているだろうか?」

と心配になりました。

 

国語については教科書にぴったりあった授業ではなかったので、私が教科書に沿った授業を自作しているので心配ありません。算数理科社会については、教科書とスタディサプリの単元名は一致しています。スタディサプリの授業はかいつまんで聞いて教科書の内容もあっているレベルの講座を選択はしましたが、言葉遣いや説明の仕方が教科書とあっているかどうかまでは確認できていませんでした。

 

我が家では、スタディサプリは

  • 算数・・・基礎(入門編)
  • 理科・・・基礎
  • 社会・・・基礎

を受講しています。算数は、基礎と基礎入門編があり、私が聞く限りではレベルはほとんど変わりませんでした。ただ、入門編の先生の方が私にとってはわかりやすかったので入門編を受講しています。

 

週末に、あらためて教科書を見ながら、スタディサプリの授業を聞いてみました。その結果、「基本的には大丈夫だけど、理科と社会は教科書をきちんと音読する時間をとったほうがいい」というのが私の結論でした。

 

 

そこで、授業の進め方を一部見直すことにしました。もともと、スタディサプリの動画の後に、該当する学校のプリントを解く授業の組み方にしています。たとえばこんな感じです。1時間目にスタディサプリで学び、対応する学校のプリントを2時間目に取り組むように、時間割を組み立ててあります。

 

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そこで、時間割はそのままで、学校のプリントを解くときに、教科書の音読を入れることにしました。音読をうながす補足動画もごくごく簡単に作りました。(一緒に読みますと書いていますが、私が音読しているわけでなく、動画を止めて子どもたちに読むように促しているだけです。)

 

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 私の補足動画と子どもたちの進め方はこんな感じです。

  • 授業開始の時に動画再生「はい、社会の授業始めます。教科書の30ページを開いてください。今日から学校のプリントに取り組む前に、教科書を音読することにしました。一度動画を止めて、教科書30ページの裁判所の働きを読みましょう。読み終わったらまた再生してください。」
  • 子どもたちは動画を止めて音読
  • 動画を再度再生したら、教科書の中で特に大切とされているところ(この単元では裁判所の種類や流れについて)を簡単に解説。「これで動画授業は終わりです。学校のプリントをして終わったら丸つけをしてください。分からないところは、教科書とか資料集を見ても大丈夫です。分からなかったところはしっかり確認して覚えるようにしてください。」
  • 学校のプリントに取り組む

 

ママンさんが、家庭学習に関してママ広場に寄稿されていらして、前編も後編もとても参考になりました。私のブログを読んでくださっている方なら既に目を通されたかもしれませんが、まだの方がいらしたらぜひ読んでみてください。

mamahiroba.com

mamahiroba.com

 

前編には、このような内容がありました。

指導の仕方を統一する(なるべく先生の教え方に寄せていく)ようにすると、子どもも混乱することなく考えられるので、定着が良い

学校外のコンテンツを利用することで安心したり、むしろそちらの方がわかりやすいと感じたりして、肝心の教科書を一度も開いてみることなく、先生の教え方から大きく離れた教え方をしてしまうと、混乱する子どもが出てきます。

 

これには、本当に納得しました。なぜなら、私自身が、中学の時に混乱した経験があるからです。高校は塾には行きませんでしたが、中学の時には塾に通っていました。その塾の理科の先生が、やたらと「学校とは違う教え方」をする先生でした。語呂合わせの覚え方とか、解き方とか、学校では習っていない方法をあれこれ教えてくれました。確かに問題は解けるのだけど、「塾の先生が言う法則」からちょっと外れると解けなくなってしまい、とても混乱したのを覚えています。本質を理解できないままに表面しか分かっていなかった私が悪いのですが、「塾の先生の言うこと」と「学校で習ったこと」との乖離がすごくて、まさに「混乱」したのを覚えています。

 

ママンさんの寄稿の後編には、下記のようにあり、こちらもなるほどと思いました。今日は何を学んだのかを分かることは、本当に重要です。確認しながら進めていきたいと思います。

毎日の学習は、1日何ページとか、1日何時間とか、そういうノルマ的なことではなく、今日は何をできるようになったかで考えます。

 

前編も後編もとても参考になるので是非ご覧ください。

 

 

我が家の休校対策も今日で⑨なのですね。残すところ、あと2回で終わりそうです。長くお付き合いいただきありがとうございます。もう少しお付き合いください。

 

生活のリズムが崩れて困るという方がもしいらしたらこちらをどうぞ。本当に本当に本当に本当に買ってよかったと思っています。 

selfmanagementforkids.hatenablog.com