学習内容の仕分け-家庭学習との併用

昨日、学校再開後の給食について書きました。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

私が見たニュースでは

多くの地域で行われている給食の簡素化は、食事の時間を減らして感染リスクを抑えることと、配膳を担任の先生が行うのを可能な形にするため

とのことだったのでそのように紹介していたのですが、大好きなブロガーのママンさん( id:mamannoshosai )が、はてなブックマーク

 私が見たニュースでは、配膳しなくていいように個包装にする準備が間に合わなかったため、今のところ品数が少ない地域があるということでした。栄養の観点からも、体制が整えばもとの品数に戻るのかなと思います。

と教えてくださいました。

 

体制が整えばもとの品数に戻る予定がされているところもあるのですね。安心しました。ママンさん、教えていただきありがとうございます。

 

検索してみると、少しずつ品数を増やす予定で、その計画を公開しているところもあるようでした。

http://kizu-e.el.tym.ed.jp/wp-content/uploads/2020/05/kyusyoku-restartR20516.pdf

 

 

私たちの自治体では給食の簡素化は行われていないので、現時点で簡素になっている地域ではどのように栄養に配慮されているのだろうと調べてみました。

www.city.nasushiobara.lg.jp

 

ひとつの町の事例ですが、

  • 配膳過程を簡略化し、関わる人数や時間を減らす工夫として、食缶(副菜②)、大バット(主菜)、小バット(副菜①)の3類のうち、調理場で調理したおかずを大バット(主菜)、小バット(副菜①)で提供することをやめ、食缶(副菜②)のみを調理場で調理し、提供します。
  • 食缶から提供する副菜②は、通常よりも量や具材の種類を増やすなどの工夫を行い、学校給食摂取基準に近付けるようにします。
  • 調理場で調理したおかずを大バット・小バットで提供しない代わりにゼリーや冷凍パインなど個包装のものを適宜付けて、学校給食摂取基準に近付けるようにします。
  • おかず(主菜、副菜)が減る分、米飯はふりかけをパンにはジャムを付けるといった食べやすくするための工夫を行います。

と、おかずが減る代わりに具材を増やしたりふりかけやジャムをつけるなどの工夫はして、学校給食摂取基準に近づける工夫がされているようで、安心しました。

 

昨日も書きましたが、食事は免疫力を高めるのにも大切ですし、給食の栄養を頼りにしている子どももいます。コロナウイルスの感染は確かに怖いのですが、この1~2カ月のうちにコロナウイルスを撲滅するのは難しそうなので、しっかりと感染対策をすることを指導しながら、通常の給食の形に戻していただけると、子どもたちにとってはいいと私は思います。

 

 

そして昨日、複数のメディアが学校で学習する内容の一部を家庭学習で実施する案が示されたと報道していました。
news.yahoo.co.jp

文部科学省は5日、新型コロナウイルスによる休校の長期化で生じた学習の遅れを解消するため、特例的な対応を盛り込んだ総合対策を発表した。最終学年の小学6年と中学3年の教科書の内容を仕分けた結果、それぞれ最大2割は授業ではなく、家庭学習などで対応できるとした。

 文科省は教員が限られた授業時間で効率的に指導できるようにするため、教科書会社とともに学習内容を精査。学校の授業でしかできない内容と、感想をノートで書くといった家庭でも学習可能な内容に仕分けた。最終学年以外については学習内容の一部を翌年度に繰り越し、2~3年間かけて学習の遅れを取り戻す特例を示した。

 

 

www.jiji.com

文部科学省は5日、新型コロナウイルスによる休校長期化で生じた学習の遅れを取り戻すため、再開後の小中学校では、授業時間の20%程度を補習や家庭学習で補うことが可能とする通知を全国の教育委員会に出した。

教科書会社と連携した各教科の教科書ごとの指導計画案も公表した。授業外の学習として、例えば英語教科書のQRコードを読み取っての動画・音声の視聴や、国語の作文などを挙げた。5日は小学校6年と中学3年を先行して通知し、月内に全学年分を公表する。

 

 

家庭学習と併用するのが小6と中3に限った事なのか、全学年についてのことなのか、メディアによって報道の方法が違っていてどちらが正しいのかよく分かりません。

 

情報ソースは、昨日文部科学省から発表された「学びの保障 総合対策パッケージ」のようです。仕分けの内容については具体的な記述がなくよくわかりませんが、夏ぐらいにはICTでの学習環境を整えることも含めて、文科省の計画が書いてあります。

https://www.mext.go.jp/content/20200605-mxt_syoto01-000007688_2.pdf

 

他の記事では家庭に負担をかけるものではなく、時間外に学校内で指導するものだというのも読みました。

 

子どもの通う学校では、国語、算数、社会はすでに4月と5月の勉強はおわった様子です。学校ごとにも対応が違うのかもしれないので、仕分けされた内容や学習の進め方の詳細については、各学校からの指示を待つことになりそうです。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。子どもの年齢や生活スタイルの似ている方のブログはとても参考になります。

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