親と子のエネルギー保存の法則

昨日から3日間は、ネエサン(id:kyobachan)に教えていただいた川上先生(id:hirokikawakami)のブログの中で特に心に残った内容をご紹介しています。

 

今日ご紹介するのはこちらの記事です。

www.eimei-g.com

 

親が子の志望校まで決めて、勉強のスケジュールまで立てて、プレッシャーばかりをかけ、

 

その結果

  

子は何も考えなくなる。

主役であるはずの子のエネルギーが弱い。

 

まず、親のエネルギーを減らし、子のエネルギーが増えるためのスペースを開けます。

 

親のエネルギーで圧迫しすぎていた人ほど、子のエネルギーが膨らむのは大変でしょうね。 

 

 

親と子のエネルギー保存の法則、時々聞く話です。教育に携わるいろんな方が書いていらっしゃるので、本当にそうなのかもしれないと思います。

 

親のエネルギーを減らして子どものエネルギーが増えるためのスペースをあけること。子どものエネルギーが増えるまでの期間が長ければ長いほど短期的に考えると不安にもなりそうですが、実際、実行するのは子ども自身なので、子どものやる気を出すようにするのが親の役目ということでしょうか。

 

親は子どものことを想い、子どものためだと思って、おもわず口出ししてしまうことがあります。決して悪気があるわけではありません。でもその「口出し」が子どもを苦しめていたり、かえって子どものやる気を削いでいるとしたら、本末転倒すぎて悲しくなります。

 

先日、しだめぐみさん(id:Megumi_Shida) のブログにこんな内容がありました。

www.kakkoii-kosodate.info

 

私が子どもの頃、父親が子ども達に漢字を毎日1ページやれと指示を出しましたが、出勉強が苦手な私にとっては苦痛でした。妹は漢字をやりたくなさ過ぎて、日付を何度も書き直してノートを使い回すと言う技を身に付けたくらいです。

 

父は進路についてもあれこれ干渉しました。私が社会人になってからも、「学費は払ってやるから、◯◯大学の博士課程に行ってもいいんだよ」としつこく言われました。私が何度も、行きたくないと言ってもです。姉や妹も、進路について猛反対されて家に居場所がなくなったこともありました。父親と話していると、誰の人生について話しているのか分からなくなります。

子どもにあれこれ指示をしてくる父親に対しては嫌悪感しかありませんでしたし、一緒にいて居心地の悪さしか感じませんでした。

しかし大人になった自分を振り返ってみると、私も父親と一緒の事をしているのかもしれないと思いました。

 

志田さんのお父様が特別なわけではないと思います。志田さん自身が「私も父親と一緒のことをしているのかもしれない」と書かれているように、本人が子どもの頃に嫌だなぁと感じていたとしても同じことをしてしまうことだってあるし、ついつい口出しをしてしまうことは子どもを想う気持ちが強い証のようにも思うので、言いたくなる気持ちをグッと我慢するのはとても難しいと思います。

 

 

以前、ママン(id:mamannoshosai)さんのブログの紹介で「介入と干渉」について書いたように、干渉ではなくうまく介入していけるといいなぁと日々思っていますが、「ほっといてよ」というお年頃でもあるので何をどうすればいいのかなかなか難しいですね。。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

先日、息子のランドセルを買うために、私の実家に戻りました。娘の中学校生活も少し見えてきたので、私にとっては未開の地の「中学生の母親」について知りたくて、私が中学の頃の話をたくさんしました。母は「親は忍耐よ」と言っていました。口出ししたくても我慢してくれていたと。そんな両親をありがたく思いました。

 

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