共働きにとっての小学校生活ー⑫学童で過ごした6年間

ここ数日は、小学校6年間の生活を通じて感じた「共働き家庭にとっての小学校生活」について書いています。このシリーズはあと2日で終わりたいと思います。ずいぶん長くなってきたので、これまでのブログは末尾に載せます。

 

今日は、「娘が学童で過ごした6年間」について書きたいと思います。 

 

私たちは学童に求めるものとして

  • 仲間の中でしか身につけられない心の部分を育てられる場所
  • 家庭や学校以外での娘の居場所になる場所

を見つけようと決めて、学童見学をスタートしました。

 

「家庭や学校以外での娘の居場所になる場所」については、先輩ママと先輩パパの助言から出てきた「学童に求めるもの」です。今、私も小学校6年間を経験して、これは本当に大切だったと思っています。

 

働いていらっしゃる方の中には「家庭以外の居場所」としての職場のありがたさを実感されている方も少なくないと思います。私自身は、家庭だけが自分の居場所だと煮詰まってしまう時があります。家庭以外に職場という自分の居場所があることで、自分の中でのバランスが保てているところがあります。家庭がうまく行っている時も、自分の中でスイッチを入れ替えられることで、自分自身に風が通り抜けるような感覚を持つことがあります。もしこの環境がなくなってしまったら、風が通らず、私は生乾きの洗濯もののようになってしまうのだろうと思います(*ノωノ)

 

子どもきっと同じだろうと私は思っています。

 

娘の通う学童は、学校に併設しておらず、複数の小学校から子どもたちが集まります。その点でも、学校とは少し違ったコミュニティになっています。

 

 

仮に、学校がとてもうまく行っていたとしても、別のコミュニティがあるということは、心が安定する要素になり得るのでしょう。ブロガー仲間のみなさんからも、この大切さについて多くのコメントいただきました。

共働きにとっての小学校生活-①学童に求めるもの - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

学童が子どもの学校以外の居場所になるのは重要だと思いました。コミュニティが学校だけだと心配ですね。ありがとうございました。

2020/12/14 07:22

b.hatena.ne.jp

共働きにとっての小学校生活-①学童に求めるもの - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

子どもが頼れる大人や落ち着ける居場所は多ければ多いほどよいと思います😉我が家は学校の先生にとても助けられましたが習い事はうまく行かなかったなぁ😅

2020/12/14 07:42

b.hatena.ne.jp

共働きにとっての小学校生活-①学童に求めるもの - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

学童には違う小学校の人もいて、違うコミュニティとして良いような気がしています。今のところ、学校も学童も楽しんでいるようです。

2020/12/14 07:55

b.hatena.ne.jp

共働きにとっての小学校生活-①学童に求めるもの - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

こちらは学校併設の学童が18時半まででほぼ入れる地域で恵まれていました。学童に行くと、まず「おかえりなさい」と先生が言ってくれて、第二の家のようにホッとできる場所だったと思います。ありがたいですね。

2020/12/14 11:12

b.hatena.ne.jp

 

 

このシリーズのはじめの方に書いた通り、私たちには学童以外にも選択肢はありました

  1. 父母が運営するいわゆる地域の学童に入れる自治体から助成金が出ていますが、指導員さんの給与の支払いなども含めて父母が運営する学童です。19時まで保育していただけます。小学2年生からはお迎えなしで学童から自宅にひとりで帰ることもできます)
  2. 民間が運営する学童に入れる(周辺にはいくつも民間が運営する学童があります。英語で保育する、習いごとの送迎をしてもらえるなど、いろいろなサービスが整っています。)
  3. 自治体が運営する小学校併設の保育施設に入れる(共働き世帯だけでなく、専業主婦の方でも利用できる保育施設です。18時までと学童に比べると保育時間は短いですが、夏休みや冬休みなどの長期休暇も利用可能です。)
  4. 塾や公文のような習い事を学童代わりに使う
  5. 私が非常勤に転職した上で、娘を鍵っ子にして(もしくはベビーシッターも利用して)、私が17時ごろに帰宅する

 

しかし、見学を通じて、「心の成長」と「娘の居場所」を想い、私たちは「1. 父母が運営するいわゆる地域の学童」を選択しました。

 

民間で勉強を教えてくれるような学童の中には、定員がいっぱいになって希望しても入れなかった学童もあったと聞きました。私たちが希望した学童は、父母の負担も多いためか娘の時には希望すれば入れるような状態でした。息子も問題なく入れそうです。ただ、娘の3つぐらい下の学年だけは待機になった子も出ていました。私たちの利用する学童は、年によって入所家庭数にはかなり上下があると感じています。

 

今、娘は六年生です。娘の学年は途中で辞めた子は1名だけで、他の子はみんな6年生まで上がってきました。

 

娘は私たちの期待通り、仲間の中で、泥臭くたくましく成長してくれています。特にこの夏はコロナ禍の中でも最後の夏の出し物披露をとてもよく頑張りました。今年の夏の出し物披露は、最高学年として臨みました。自分たちで主導して準備したり、下の子達に教えたりする活動を通して、心が大きく成長したと思います。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

子どもたちは「昼間の兄弟」として学童で過ごしています。娘と近い学年の子どもたちはみんな家族のようなものです。「夏の出し物披露会②」のブログの中でも思わず

「この子たちはもう大丈夫。立派に大きくなった。これから先何があってもきっと大丈夫」

と書いたのは、娘だけでなくて一緒に出し物披露してくれた子どもたちみんなを、私が第二の子どものように想っているからだと思います。娘と息子は6歳も離れていて、我が家は兄弟で切磋琢磨できるような環境にないので、学童の「昼間の兄弟」は本当にありがたい存在です。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。このシリーズはあと2日で終わる予定です(まだ書いていないのであくまで予定ですが)。 

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ

にほんブログ村 子育てブログ 小学校高学年の子(4、5、6年生)へ
にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ

――――

このシリーズのこれまでのブログです。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com
selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com

selfmanagementforkids.hatenablog.com