我が家の塾選び-⑨「静かすぎて入るのが怖い」という空気感

今日も塾選びの話の続きです。

 

昨日までのブログはこちらにあります。

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去年の8月末に

枠をお取りしておきますので12月頃にまたご連絡頂ければと思います

体験や面談の日にちなどはそこで調整させていただきます

というメールをいただき、12月に入ってからこちらからあらためてご連絡をしました。

 

先生に主導される形で体験の日(というよりはもう入塾は決めていたので、通塾の初日)も1月初旬の某日にスムーズに決まり、体験の翌日からは毎日塾に通わせていただく約束もしました。

 

―――――――――

体験の日(通塾初日)。

 

1月は全日在宅勤務をしていました。体験の日は平日でしたが、早めに仕事を切り上げて、17時前に娘に一緒にふたりで自転車で塾に向かいました。

 

これから毎日娘は自転車で塾に通うことになります。塾は、我が家の最寄駅と逆側にあり、私たちの生活圏外なので、娘にとっても私にとってもなれない風景です。自宅から塾へは自転車で12~13分の距離です。娘は休みの日に夫と一緒に塾の下見には行っていたので、だいたいの道は覚えているようでした。道を覚えているかどうかの確認のため、娘が私の先を走る形で塾に向かいました。途中、曲がるところで一か所迷った様子でしたが、それ以外は迷うことなく走ることができました。

 

自転車置き場にはすでに15~20台ほどの自転車が並んでいました。自転車を止めながらこんな話をしました

 

私「道覚えてたね」

娘「曲がるところでちょっとどうかなって思ったけど」

私「〇〇が目印だよ」

娘「それ分かんなかった」

私「そっか。じゃ、帰り道で確認しよ」

娘「うん」

私「今日は初日だから、塾の入口まで母さんもついていくね」

娘「うん。塾が終わったらどうしたらいい?」

私「今日はどのぐらいの時間やるか分からないんだって。帰り道だと見える風景もまた違うと思うんだよね。塾が終わったら、またチャリで迎えに来るから、母さんにLINEくれない?」

娘「わかった」

 

――――

 

塾の扉をあけて、娘と一緒に中に入ります。

 

中は静まり返っていました。教室に入る扉に小さな小窓がついていて、小窓から教室の中の様子を見ることが出来ました。高校生ぐらいの大きい子から、娘と同じぐらいの子が、机にかぶりつくように勉強している姿が見えました。

 

靴箱がある玄関もとても静かで、私たちが靴を脱ぐ音も遠慮されるほどでした。

 

日にちと時間の約束はしていましたので、この時間に私たちが分かっていらっしゃるとは思いますが、おそらく先生は中で指導をされています。扉を開けて先生にご挨拶しなければ娘を預けられないのですが、「静かすぎて入るのが怖い」と思ってしまうほどです。その時は、私たちが部屋に入ると確実に空気が壊されると考えてしまいました(今思うと、みんな集中して勉強しているので誰が入って来ても関係ないですが)。

 

娘と顔を見合わせて、靴を脱ぐべきかちょっと迷っていると、扉が開いて、いつもYoutubeで拝見している先生が出ていらっしゃいました。

 

先生「(小声で)こんにちは」

私「(あわせて小声で)はじめまして。(私たちの苗字)です」

先生「(娘に向かって)こんにちは」

娘「(会釈をしながら)こんにちは」

先生「今日はどうやって来られましたか?」

私「自転車できました。自転車は自転車置き場に置いています。」

先生「終わったらどうしましょうか」

私「まだはっきり道を覚えていないので、今日は自転車で並走しようと思います。15分ほど前に娘から連絡をもらえたら迎えに来ます」

先生「分かりました」

 

私は娘を先生に預けて、その場を去りました。

 

自転車置き場に行くと、娘の自転車に鍵がついたままになっていることに気が付きました。鍵を抜き忘れるだなんて。緊張していたのかもしれません。娘の自転車の鍵を回収して、私は一旦自宅に戻りました。

 

 

―――――――

1時間ほどたって娘から「あと15分ぐらいで終わる」とLINEがありました。

 

お迎えに行くと、先に玄関から先生だけが出てこられました。

 

私「ありがとうございました」

先生「今日は算数だけちょっと分析しましたが、結構穴がありますね」

私「そうだと思います。受験もしていないので、きっちりやる勉強はできていません」

先生「分かりました。思考力は高いと思います。まずはじっくりと問題に取り組む姿勢を育てていければと思います」

私「はい、お任せします。」

 

先生はもう一度部屋に入られて、娘と一緒に出てきました。

 

私「(娘に向かって)どうだった?」

娘「うん、まぁ。普通」

私「なにそれ笑」

先生「笑」

私「それではまた明日からよろしくお願いします」

娘「ありがとうございました」

 

―――――――

 扉を出て、自転車置き場に向かうまでのところで、娘は実に饒舌に話しました。

  • 部屋は驚くほど静かでみんなは黙々と勉強していたこと
  • 先生にもらった算数のプリントを解いてみたこと
  • 丸つけの方法とか、復習の方法を丁寧に教わったこと
  • 集中して勉強すると疲れるかと思っていたけれど、1時間以上集中して勉強したのに「気持ちが良かった」こと。

 

娘「先生とも話したんだけど、自分でこの問題までやってから帰りたいっていう時間が、その日によってまちまちになると思うから、私、自分で来て自分で帰ることにする」

私「そう?送迎しなくてよければ助かる」

 

娘の塾は通塾時間は決められていません。15時から22時までなら好きな時間に通えます。今は17時には塾に行けます。2時間勉強しても19時には終わります。中学になっても部活がない日は同じような形でしょう。

Youtubeで先生が話されていた情報だと、小学生は集中できる時間が1~2時間、中学1年生と2年生は2~3時間は集中して勉強、中学3年生は夏以降は平日は平均5時間ぐらい勉強しているようでした。年齢があがるとだんだんと集中して勉強できる時間も伸びるでしょうし、自分に必要なことが分かって来て頑張れるようになるのだろうと思います。

 

私「中学になって部活があると行く時間が遅くなるだろうし、中学になると帰るのが遅くなるかもしれないから、暗くなるようならその時にまた考えようか」

ということで、ひとまずは自分で自転車で通塾することになりました。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。明日は通塾しはじめてからの娘の様子を書きたいと思います。

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