我が家の塾選び-⑬先を見据えながら、今取り組むべきことに助言してくださる

ここ数日は、春から中学生になる娘の塾選びについて書いています。今日は「自習だけの塾で塾長さんは何をしてくれるの?」という話の最終日です。

 

昨日までのブログはこちらにあります。

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一昨日と昨日は、

  • 時には子ども自身に実際に失敗させたり、子どもを導びきつつも、子ども自身に考えさせながら導くことで、子ども自身で前に進むサポートをしてくれる
  • 勉強そのものというよりは、勉強の方法に関して教えていただくことで、自分自身で勉強できるように導びいてくれている

ということを書きました。

これらはどちらも私自身では十分にはやれなかっただろうと思うこともあって「さすがプロだな」と思います。

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昨日も書きましたが、ティーチングではなくてコーチングを意識して指導していらっしゃる塾で、対話をしながらその子にあわせて進め方を調整してくださいます。

 

授業はありませんし基本的に先取りはしません。正確には、中3になると受験に間に合わせるために春講習や夏講習に授業をして先取りをしますが、中1と中2の間は先取りはありません。学校の授業で習ったことをただひたすら演習していくスタイルです。

自分自身の中学時代を振り返っても翌日の授業の予習ぐらいはしていましたが、大幅な先取りはしていなかったので、先取りに時間を使うぐらいならしっかりと演習する方に時間を使ってもいいと思うので、今の娘の塾のスタイルに納得しています。

 

そんな先取りなしの塾ですが、「参考書や問題集が豊富にそろっている環境」と、「先を見据えながら、”今娘が取り組むべきこと”に助言をくださること」もとてもありがたいと思います。

 

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まず、参考書と問題集について。娘の塾には「本の部屋」という小部屋があります。一面の本棚に問題集や本が置いてある部屋です。

 

昨日のブログに

間違えた問題ができるようになるだけではなくて、その周辺を一緒に埋めていくことで、穴はだんだんふさがっていく。あれもこれもと問題集に手を出すことはあまりよくなくて、参考書をしっかり使って穴を埋めていく方が良い

と書きました。

 

娘も、理科の「人の体」の単元が自分が漏れていると感じて復習する時に、塾の「本の部屋」に行って、参考書を借りて、参考書を見ながらノートにまとめたようでした。教科や単元ごとに参考書や問題集が揃っています。

 

娘は通い始めでどんな時にどの参考書を見ればいいのかもまだよくわかっていないので、調べ学習をしたいときには、先生が「本の部屋」に一緒に来てくれて、本の並び方や、「〇〇っていう参考書はけっこう細かいことを調べるときに向いている」とか「大雑把に調べたいときは〇〇でもいいよ」などとサポートしてくださったそうです。あまり時間をかけずに「頭に入れるため」のまとめ方についても助言してもらったと言っていました。「お絵描きではなくて、自分がわかればいいから、簡単にかけるところは簡単に」というのがひとつポイントのようです。

 

慣れてくると「分からないことがあったら自分で参考書を選んで調べる」ことが出来るようになるのだそうです。それは高校生になった時や、大人になった時に必ず役立つスキルです。「分からないことがあったら塾の先生に聞く」のように、塾の先生を辞書替わりに使っていては、自分ひとりで新しい課題に取り組むときに困ってしまいます。とはいえ、自宅であらゆる参考書を買いそろえるのは大変なので、「本の部屋」のような環境が整っているのはありがたいと思います。

 

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次にありがたいのは、「先を見据えながら、”今娘が取り組むべきこと”に助言をくださること」です。

 

今は、算数は、和差算とか損益算など、中学受験の子が取り組むのであろう問題集に取り組んでいます。その問題集もできなかったところは複数回解いていますがもうすぐ終わりそうです。(その少し前は教科書の後ろに載っている問題をやっていましたが、やり終えてしまいました)

 

娘が取り組んでいる様子を聞いていると、一問一問結構頭を使って自分で考えているようだったので、思考力を高めるためにこの問題集をやっているのかなと思っていましたが、先日、満月ママ(id:fukutsuno_toushi)さんのブログを読んで、「なるほど、中学の数学の前準備なのかもしれない」と思いました。

www.mangetsu-mama.com

中学受験は特殊算を多く使ってきました。

例えば中学では方程式で解く問題を、和差算などの特殊算で解いてきたのですね。

 

 

夕食の時には、娘からは塾での話を聞くことがたくさんあります。

 

私「今日は塾では何やったの?」

娘「漢字ドリルの宿題やってから、算数やった。今日の算数結構難しかった」

私「何の問題?」

娘「食塩のやつ」

私「(中学の理科にも出てくるなと思いつつ)あぁ、あれけっこう難しいよね」

娘「割合を図にするのがややこしくって、どういうことだろうってしばらく考えてた」

私「先生に質問した?」

娘「(笑いながら)しないよ。悩めば分かったから」

私「そう。いい感じじゃん」

娘「うん」

 

今は、時間内に解くということには取り組まずに、好きなだけ悩んで解いているようです。娘の話だと、同じような問題が出てくるとすぐに解けるのですが、はじめての単元に入るときは例題を読みながら「これってどういうことだろうか…」と説明とにらめっこしながら10分とか15分とか悩んでいるそうです。

 

そんなの教えてあげればすぐなのに、と思われるかもしれませんね。でも、例題や解説を読み解くことも、図示されたことを自分で理解することも、国語の力や、社会で表を読み解いたりする力にもつながってくると思うので、思う存分悩めばいいと私は思います。

 

娘は、通塾し始めてこれまでに一度だけどうしても分からない問題があって先生に質問に行ったことがあるそうです。

 

「分かるところまで図で書いてごらん」と言われたのでホワイトボードに自分なりの理解を図にしながら話したら、ホワイトボードを使って少しヒントをくれて「あとは考えてごらん」と言われたと言っていました。教えすぎない先生の姿は、本当にありがたいなぁと思います。

 

自分には何が足りないのかとか、次は何を勉強すべきなのかとか、自分自身を分析して自分なりのやり方を見つけていくのはまだまだこれからだと思います。でも、その入口にあって、少しずつ自分で頑張ろうとしている姿を頼もしく思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。明日は塾に通い始めて娘が一番変わったことを書きたいと思います。

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