この夏の過ごし方:②1日30分の音読習慣を始めよう

昨日から、中学生の夏休みの過ごし方について書いています。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

 

昨日は中学1年生に向けて書きましたが、今日は中学生と高校生に向けた「英語の長文」の勉強の方法について書いてみたいと思います。

 

 

ぜひとも実践して欲しい

「英語の長文の音読の勉強方法

についてです。

 

 

かなり王道のやり方なのでご存知の方も多いとは思いますが、万が一ご存知なければ、ぜひ今日から学習に取り入れてみてください。

 

 

 

英語は文全体を日本語に訳そうとすると、「かえりながら訳す」ことになってしまい、問題を解く時間がなくなってしまったり、長い文だと全体を訳すのが難しい場合があります。訳しているうちに、結局何を言っているの…と混乱してしまう場合もあります。

 

 

でも、これから書く方法を習得すれば、

  • 英語を前から読みながら
  • 意味を理解できるので
  • 長文をしっかりと読むことができるように

なります。

 

 

 

 

方法は簡単で、

  • 意味の単位でスラッシュで区切りながら
  • 前から日本語訳をしていく
  • 音読学習の方法

です。

 

 

とても有名な方法なので多くの解説がありますが、私がYoutubeを検索した中ではこちらの動画が分かりやすいと感じました。具合的な方法や大学受験での実践例が説明されているので、ぜひ動画でご覧ください。

 


www.youtube.com

 

 

「スラッシュで区切りながら日本語訳をする」というのは、 基本的な勉強方法なので、学生時代に取り入れていた方も多いかもしれません。

 

この方法(スラッシュごとに日本語に訳す)をやっていると、そのうちに、日本語に訳さなくても英語が英語で理解できるようになっていきます。私自身もそうでした。ただ、はじめのうちはきっちりと日本語訳もして耳からも日本語を入れていくことが大切なように思います。

 

英語の音読をすすめている学習方法もあちこちにあふれています。

 

知っていただきたいのは

英語音読にはやり方がある

ということです。 

 

 

これを知っているのと知らないのとでは、英語の長文読解の能力が大きく変わると思います。 英語を前から読んでいく方法を、もしお子さんがご存知ないようでしたらぜひ教えてあげるといいと思います。(上の動画を一緒にご覧になるといいと思います。)

 

 

ちょうど、この週末に私自身が英語の論文を読んでいたので、初心にかえってフレーズごとに日本語に訳してみましたが、すぐに日本語に訳すのが億劫になってしまいました。つまり、英語が英語のまま理解できる場合には、この方法を強制する必要はないので、その点はお気をつけください。

上にも書いた通り、「スラッシュごとに日本語に訳す」というのをやっていると、そのうちに、日本語に訳さなくても英語が英語で理解できるようになっていくので、そうなればわざわざ日本語訳を挿入する必要はなくなるわけです。ただ、学生のうちはどうしても「日本語訳をしなさい」という設問が出てくるので、日本語への翻訳の癖付けも必要です。「うまく言語化できない」ということにならないように、日本語での翻訳も癖付けながら学習すると良いと思います。このあたりは、お子さんの状況に合わせて助言してあげると良いと思います。

 

 

ちなみに↑の動画の中でおすすめされていたのはこちらの問題集です。いずれも高校生用の問題集だと思います。(一冊目だけは中学の勉強がすべて終わっていればやれます)

動画の中ではこちらの問題集を一日30分、スラッシュで区切りながら音読+日本語訳する勉強方法が紹介されています。ある受験生の実話として「レベル2とレベル3の表現だけで京都大学の長文英作文をした」という内容が動画の中に出てきましたが、たしかに十分行けると思います。

 

 

実は、↑のシリーズと同じ著者の方々が作った中学生版の問題集があります。

これは中学生にとってはかなりありがたいことです。だって、大学受験まで長く使える方法を噛み砕いて今学ぶことができるのですから。

週末に本屋さんで立ち読みしてしました。娘には早いと思って我が家ではまだ購入していませんが、かなり良いと思います。この本を使って、ぜひ読み方のトレーニングをしてください。「英語長文レベル別1」も中学生レベルなので、中学校3年生で英語がそこそこできる子は「レベル別1」を購入されてもいいかもしれません。ただ、まず「スラッシュで区切りながら読む」というところから学ぶのであれば、まずはこちらで読み方を練習するといいと思います。

 

英語は「長文を読むひまがなかった」というのでテストの点数が取れない経験をされた方が少なくないかもしれません。「かえりながら訳す」ということをしていると時間が足りなくなってしまうので、ぜひ「前から訳す」ことを癖付けしながらやっていくといいと思います。

 

また、中学生も現役高校生も同じことを学校の教科書でやるといいですよね。毎日やることで、文章やフレーズが頭に入ってきます。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。私自身も学びながらの子育てです。いつもみなさんにコメントいただけてとても助かっています。明日も「この夏の過ごし方」シリーズを続けたいと思います。

※あくまでも私の経験に基づくもので、合う合わないがあると思うので、あくまでもご参考まででお願いします。

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