我が家の保活について(願書の書き方など)

昨日、我が家なりの保育園の選び方について書きました。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

 

このブログに、ご質問をいただきました。

質問です('ω')ノ

うちの住む地域は保活激戦地区です。
第1希望から第5希望まで書いても入れな
いこともあります。
そーゆーところでも、センセイがイキイキした保育園を選んだほうがいいですか?
入れるのに必死で大変なんですが、子供のためには我慢したほうがいいですか? 

 

このご質問に対しては、コメント欄で次のように回答させていただきました。

コメントありがとうございます。 書き方が良くなかったですね。私たちの地域では、上の子の時は第一希望から第三希望まで書くことができました(下の子の時は第六希望までに増えました)。

上の子の時は、希望を書く時に、自分がここならと思う順に埋めました。 第3希望まで埋めた上で、我が家は認可保育園でないところ(民間の保育園)もかなりの数を見に行って、2箇所選んでそちらにも入会金はお支払いして、公の園に入園できるかどうかの結果を待ちました。

保活、とても大変ですよね。ポイントをあげる努力や、自由記述の欄の記載など、できることは精一杯やりました。それでももしもどこにも入ることができなかったり、子どもに園があわなかったら、最後は私が仕事をやめないといけないのだろうかとも考えていました。

保育園が決まった後に頭痛がなくなって、「ああ、私いままで数ヶ月頭が痛かったんだ、気づかなかった」と思ったのを覚えています。

明日、我が家なりの願書の書き方についてブログに書きたいと思います。どうかいい園に決まりますように。

 

今日は、上の子の時の我が家の保活(我が家が置かれた状況や、保育園願書の書き方など)について書きたいと思います。

 

前提条件

  • 我が家は夫婦でフルタイムで働いています。実家は遠方です。
  • 私たちが住んでいる地域では、0歳児クラスと1歳児クラスの定員が変わらない園がほとんどです(保活をするまで私はこの事実をしりませんでした)。ですから、0歳児クラスの子どもたちが基本的にはそのまま1歳児クラスとして上がってきます。そのため、引越しなどで枠が開かない場合は1歳児での募集はまったくない場合もあります。
  • 娘は早生まれです。0歳児クラスに4月入園させるためには、生後2カ月で保育園に預ける必要がありました。

 

妊娠中の保育園見学

昨日のブログには、

妊娠中はずっと具合が悪く、保育園選びどころではなかったので、保育園の情報をほとんど持たないままに娘は産まれてしまいました。 

と書きましたが、まったく保育園の見学に行かなかったわけではありません。おなかがかなり大きくなった時に、近所の保育園(妊娠当時は一番良いだろうと考えていた保育園)に夫婦で見学に行ったことがあります(入園したのはこの保育園ではありません。結局、ここの保育園は第二希望に書くことになりました)。

 

そこでは、こんな話がありました。

  • 0歳児と1歳児の定員は同じ。引っ越しなどがあれば枠があくけど、そうでなければ1歳児の枠はない。
  • 0歳児4月ならおそらく入園可能(※)。生後2か月から入園可能なので、2カ月で仕事復帰すれば0歳児4月入園枠に申し込める。

※あとから知りましたが、私たちの住む地域では6か月未満での0歳児4月入園だと希望のところに通りやすいのだそうです

 

娘は私たちにとって初めての子どもです。生後2か月がどのような状態なのか想像もつきません。また、無事に元気な子が産める保証もありません。仕事の面でも1年間の育児休暇を取るつもりでいたので、出産後2カ月(育児休暇を取らずに産休明け)で仕事復帰というのはこの時点では考えることができませんでした。”ひとまず産んでから保育園のことはあらためて考えよう”と保留にしてしまいました。

 

とりあえず10カ月の育児休暇を申請、そして延長

無事に出産することができました。あたりまえですが、出産予定日は予定日であって出産日ではないので、育児休暇の申請は産後(出産日が確定して、育児休暇のスタート日が確定してから)に行います。あれこれと考えた結果、やはり保育園の入園を優先しての産休明け仕事復帰、というのには踏み切れませんでした。

ただ、もしかしたら引越しなどでの空きが出て入園できる可能性もあるのかもしれないということで、ひとまず産後10カ月で育児休暇を申請しました。いろいろな本を見るとその歳になればお座りもできるようだし、離乳食も始まっているようだし、保育園にも預かってもらえそうだとも考えての復帰時期の選択でした。

 

しかし、そんな年度途中に運良く引越しの人が出るわけもなく、育児休暇期間が切れる(娘が10ヵ月)の時には0歳児枠には入園できませんでした。

 

私が勤める会社では1度だけしか育児休暇の期間を伸ばすことができません。1歳を迎えた4月まで育児休暇を延長するしかありませんでした。

 

私たちとしてはまったくその意図はなかったのですが(調査不足でポイント制についてのルールをあまりよく知りませんでした)、一度育児休暇を延長して待機児童状態となったことで、保育園の入園のポイントが少し上がりました。他にも、一時保育を利用しているとポイントが加算されるなど、地域によって基準があると思うので調べてみられるといいと思います。

 

※細かい話ですが、保育園に入れないなどの理由があると育児休業給付金を1年を越えて延長して受け取ることができますが、それはお誕生日前日が復職日になっていることが条件でした。ですから、延長分の育児休業給付金は受け取ることができないまま、私は育児休暇を延長することになりました。

 

保育園選び

昨日書いた通り、お散歩にこっそりついていったり、知り合ったお母さん(上の子がいる方)に近くの園の評判を聞いたりして、自分たちの希望を固めていきました。下の子の時は第六希望まで書けるようになっていましたが、上の子の時はまだ第三希望までしか希望が書けませんでした。第三希望までに入れなかった時は、役所から電話で交渉されて2歳児までの園などを薦められるようでした。

 

選んだ結果、

  • 第一希望:お散歩で先生がとびきり楽しそうだった保育園(0歳児と1歳児の定員は同じ)
  • 第二希望:妊娠中に夫と見学に行った保育園(0歳児と1歳児の定員は同じ)
  • 第三希望:家からかなり遠いですが、環境のよさそうだった保育園(1歳児から8人も枠が増える園)

を希望することにしました。

 

他に、民間の保育園もかなりの数を見に行って2箇所選びました。そちらには入会金もお支払いしました。その上で、公の園に入園できるかどうかの結果を待ちました。

 

私たちは、どんな園でもいいから預けたいというわけではありませんでした。もしも希望する園のどこにも入ることができなかったり、子どもに保育園があわなかったら、最後は私が仕事をやめないといけないのだろうと考えていました。

 

保育園の事前面談

私たちの住んでいる園では、第一希望に書いた保育園で面談があります。子どもの発達の状態などを第一希望の保育園が代表して確認する仕組みです。その結果は役所に報告されて、第一希望に入れなかったとしても、共通の情報として使われるようでした。

 

事前面談の時に「1歳4月入園の募集はありますか」と聞きました。無謀にも第一希望も第二希望も0歳児と1歳児の定員が同じ園を申し込んでみたのです…。定員の情報は役所のページを見れば分かりますが、引越しなどで枠が開くかどうかはインターネットの情報では知ることができません。募集があるかどうかもわからないままの一か八かの応募でした。

 

園長先生からは「一歳児は1名募集がありますよ。お引越しが決まっている方がいらっしゃるので」とお返事いただきました。もしかしたら募集がまったくないかもしれないとも考えていたので、1名の枠があると聞いた時はちょっと驚きました。なんて幸運なんだと思うと同時に、1名か・・・という絶望感もありました。

 

その一名の枠に何人応募しているかは明示的には教えていただけませんでしたが、1歳児として10名以上が希望している様子であることは、面接の様子から分かりました。

 

「まぁまぁそんなに落ち込まないで。かならずひとりは入れますから。今、保育園に入るのも大変よね。がんばってね」と園長先生から慰め(?)の言葉をいただきました。

 

 

保育園の願書作成

私たちの住んでいる地域では、どの人をどこの園に入園させるかは役所がすべて決めるので、保育園裁量はありません。基本的にはポイントが高い順に入園していきますが、「育児休暇明け」「実家遠方」「一時保育利用」「育児休暇延長済」などで同じポイントの人が数名同率となることが通常です。

 

どこかで差をつけなければなりません。

 

保育園の願書の右端には、横幅10cmくらいで縦が4行だけの自由記述欄がありました。「入園が必要な理由を記入してください」と書いてあります。

 

「夫婦ともに就労のため」などとあっさり書くのが通常なのだと思いますが、まず私たちはその欄の1行に2本線を引き、3行に区切りました。そして、下書きをした上で、自由技術欄にぴったりと埋るようにびっちりと保育園が必要な理由を書きました。

 

f:id:selfmanagementforkids:20201204215853p:plain

 

当時ネットで調べると、「保育園が必要な理由として必ず3つのことを書くこと」とありました。

  1. 夫婦ともに専門職で他に替えがきかないこと
  2. 夫婦ともに働かなければ金銭的に困窮すること
  3. 夫婦以外の第三者の保育者がいないこと

 

ひとつ目については、専門職でなくとも替えがきく仕事なんてないと思います。その人だからこそやれる仕事がたくさんあるでしょう。そこを作文すればいいと思います。

ふたつ目の夫婦ともに働かなければ金銭的に困窮するかどうかは、私たち自身もよくわかりませんが、生活できなくなると書きました。

最後は家庭環境によるので近くに祖父母が住んでいらっしゃる場合は難しいかもしれませんが、もし祖父母が就労されていたり、病気だったりされたら、近くには住んでいるけど保育はできないという旨を書くといいと思います。

 

私たちはセオリー通りにこのみっつをびっちりと自由記述欄に書いたわけです。

 

結果として、1枠しかなかった募集枠になんとか滑り込むことができ、無事に第一希望の園に入園することができました。

 

保育園が決まった後に、頭痛がなくなりました。「ああ、私いままで数ヶ月頭が痛かったんだ、気づかなかった」と思ったのを覚えています。

 

 

ひとつひとつの保育園の環境が良くなることが一番ですし、そのためには保育士さんの給料をもっと上げてほしいと思います。どうかみなさんが希望の保育園に入れますように。心から願っております。

 

今日も読んでいただきありがとうございます。よい週末をお過ごしください。

にほんブログ村 子育てブログ ワーキングマザー育児へ

にほんブログ村 子育てブログ 小学校高学年の子(4、5、6年生)へ
にほんブログ村 子育てブログ 幼児育児へ