我が家の保育園生活-③出産前の入園予約の話

ここ数日は、我が家の保育園生活について書いています。

selfmanagementforkids.hatenablog.com

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今日は、病気の話を書くと予告していましたが、予定を変更して、出産前の保育園の入園予約の話を書きたいと思います。

 

ここに書く話は、あくまでも私の住んでいる地域の話です。もしかしたら、ご自身が住んでいらっしゃる地域にも似たようなシステムがあるかもしれないので、「保活は出産前から始まっている」ことをお伝えするために、今日のブログを書きます。

 

 

我が家は、

  • 娘は1歳のお誕生日を迎えた数か月後の4月に1歳児クラスへ
  • 息子は1歳のお誕生日の前日に0歳児クラスへ

入園しました。

 

 

このシリーズの初日のブログに、しだめぐみさん(id:Megumi_Shida)から以下のようなコメントをいただきました。

我が家の保育園生活-①保育園の入園権を獲得するまで - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~

とても興味深く拝読しました。色々な条件を考慮して入園の優先が決められるのですね。出産後は色々準備が必要なんだと学びになりました。

2022/03/12 22:25

b.hatena.ne.jp

 

「出産後は色々準備が必要」

 

普通はそう思いますよね。ところが、正確には、出産前から保育園の入園合戦は始まってしまいます。

 

 

 

地域によってさまざまだと思いますが、私が住む地域には、

  • 出産2カ月前から保育園を予約できる

という制度があります。

 

 

たとえば、

  • 2022年4月10日が出産予定日の子なら、2022年2月10日から入園予約が開始
  • 2022年5月15日が出産予定日の子なら、2022年3月15日から入園予約が開始
  • ・・・
  • 2022年8月25日が出産予定日の子なら、2022年6月25日から入園予約が開始
  • ・・・

という感じで、出産予定日の2カ月前から役所で保育園の受付をしていただけて、お誕生日の前日からの入園の「確約」が取れるシステムです。

 

このシステム、仕事や家庭の事情はまったく関係なく、完全なる「先着順」で確約が決まっていきます。

 

 

 

産前に「確約」をもらったあと、実際の入園日は出産後に決まります。

 

例えば、「2022年4月10日の出産予定日」の子が、出産予定日が遅くなって4月15日に生まれたとします。その場合は、その子の入園日は「2023年4月1日~14日(お誕生日前日までの同月入園)」となります。

ただ、「2022年4月10日の出産予定日」の子の出産予定日がすごく早くなってしまって、2022年3月中に生まれて学年が変わってしまった場合には、「確約」が取り消されてしまうという、なんとも残念なシステムです(その子の分はキャンセル待ちをしている子が繰り上がっていきます)。

 

 

 

このシステムが残念なのはそれだけではなく、各保育園の「確約枠」は限られているので、春生まれの子で「確約枠」は一杯になってしまうという点です。2022年の冬生まれの子は、2022年4月の子が入園予約できる2022年2月の時点では、まだお腹に宿ってもいないわけですから…。

 

 

 

 

娘は冬の生まれなので、この枠を利用することはできませんでした。一方で、息子は春の生まれなので、このシステムのおかげで救われたというわけです。

 

 

 

 

「産まれ月によって確約が取れるかどうかが変わる」

 

 

息子の時に利用しておいてこういうことを書くのもなんですが、

なんともやるせなく、

なんとも腑に落ちない、

まったく納得できない

システムだと思います。

 

 

仕事や家庭の事情はまったく関係なく、完全なる「先着順」で確約が決まっていくので、産まれ月によってほぼ入園できるかどうかが決まってしまうという、完全に不公平な制度なのです。

 

 

私が住む自治体は上記のようなシステムですが、隣の市は、これが「4月~9月生まれの子」と「10月~3月の子」で確約枠が分割されていて、多少この不公平感が緩和されているようです。

 

 

 

 

このシステムのことを知っていて、春生まれを狙ったと、職場の人は言ってました。

 

でも、子どもなんて、そんなタイミングよく授かれるものではないし。娘はふとお腹にやってきてくれて、息子はなかなか授かれず病院に通った末の妊娠でした。妊娠する時に、出産のタイミングだなんて、正直考えていられません。それが普通だと思います。

 

 

お腹に来てくれても順調に育ってくれるとも限りませんしね(我が家は3人目は流産しています)。

 

 

ですから、お住まいの地域にこの手のシステムがあったとしても、利用できるかどうかを判断するのは、安定期に入った頃でしょう。ただ、もし、この先、出産して子どもを保育園に預ける可能性がある方であれば、出産前から予約できるシステムがあるかどうかは調べておかれると良いと思います。

 

 

 

娘の時には産前の予約を取れず、そして0歳4月に数カ月で預ける勇気も出ずに、1歳すぎるまで入園を伸ばしてしまいました。

 

 

息子の時には、産前の予約が取れたので、息子は年度途中に0歳児クラスに入園しました。以前にも書いたことがありますが、我が家の場合は、娘が小学校に入学するタイミングで息子は保育園入園でした。ただ、息子の入園予約のおかげで、4月は私はまだ育児休暇だったため、娘の入学のサポートも余裕をもってできました。

 

 

 

娘と息子の通う保育園は、0歳児クラスの定員と、1歳児クラスの定員が変わりません。基本的には、

  • 0歳4月に一般枠で入園してくる子
  • 0歳のお誕生日予約枠を持った子(産前に確約を獲得した子)

で、保育園の枠がいっぱいになり、その子たちが

  • 1歳児クラスにそのままスライドしてきます。

 

 

 

娘が1歳児クラスから入園できたのは、たまたま1名がお引越しされたためです。

 

 

0歳から1歳で枠が広がる保育園もありますが、そのあたりも調べておかれると良いと思います。

 

 

 

私自身、娘を授かるまではまったく知らなかった保育園入園事情です。

これから保育園入園を検討されるご家庭に届けば良いなと思います。

 

 

おまけ:ガネしゃんさん(id:yu_me_po-lly)に薦められて買って、今でも息子のお気に入りの本です。「そんなばかな」という面白さと、とてもほっこりと気持ちよくなれる、最高の一冊です。

※現時点で243件の口コミで星4.5点。さすがです。

 

 

今日も読んでいただきありがとうございます。週の始まり月曜日。今日も良い一日にしていきましょう。

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