ここ数日は、春から中学生になる娘の塾選びについて書いています。
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以前のブログに書いたように、私にとっての「いい塾」とは
- 切磋琢磨できる仲間がいること
- 目先の成績向上よりも、長い目で見て本人が育つように、自分自身で試行錯誤しながら勉強できる環境が整っていること
- アルバイトの学生ではなく、プロの塾講師さんが責任を持って子どもの様子を見てくださること
です。
2日前にママン(id:mamannoshosai)さんからこんなコメントをいただきました。
我が家の塾選び-②塾に対する私のイメージ - 研究職ママの子育ち日記~子どもの学び方を考える~
教える塾、教えない塾、補習塾と進学塾、個別か集団か、対面かオンラインか…塾にもいろんな種類がありますよね。各家庭で塾に何を望むのかが明確ならば、上手に利用するのもありなのかなと思います。
2021/02/13 11:22
さすがママンさん。長く教育のお仕事に携わっていらっしゃるだけはあります。
私自身は、このようなさまざまな塾の種類があり、そしてそれぞれの塾がどのような特徴を持つのかすら、よくわかっていませんでした。今日は、塾を選ぶにあたって私なりに調べた「塾の種類」や「その特徴」について今日はまとめたいと思います。私なりのリサーチなので、間違っているところがあるかもしれません。その場合は、ぜひご指摘ください。修正させていただきます。
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まず、塾選びをはじめてすぐに出てきたのは「集団塾」と「個別指導塾」でした。
集団塾
(メリット)
- 切磋琢磨できる仲間ができる
- 先取り学習を取り入れている塾が多く、中学の授業の前に集団塾で授業を受けることで、中学の授業に余裕を持って取り組める
- 塾がペースメーカーになってくれる
- プロの塾講師が教えてくれる場合が多い
(デメリットとその対策)
- クラス全体に対して授業をするため、中には置いていかれてしまう子どももいる。→分からないことが出た場合には、個別に先生に質問に行ったり、自宅での学習を重点的に行う必要がある
(集団塾に合う子どもの特徴)
- 平均点以上の子で集団で十分内容についていける子や、仲間と一緒だから頑張れるという子どもに向いている
個別指導塾
(メリット)
- 自分が分からないところ・苦手なところや、自分の伸ばしたいところ・得意なところなど、自分に必要な勉強に重点的に取り組むことができ、個人のペースに合わせて学習ができる。
- 小論文など特徴的な科目があるところを受験する場合など、個人の受験科目にあった内容で指導していただける。
- 塾がペースメーカーになってくれる
(デメリットとその対策)
- 切磋琢磨できる仲間がいない
- プロの塾講師が教えてくれる塾もあるが、大学生のアルバイトが講師であることも多い→担任制を取り入れている塾も多いため、子どもにあった塾講師の先生をあてていただけると良い
(個別指導塾に合う子どもの特徴)
- 集団の中にいることが苦手な子に向く
- 平均点を取れない子どもでもうまく指導してもらうことで引きあがっていくことが多い
また、塾の中には、
- 成績上位の子は「集団」、成績が上位でない子は「個別指導」を取り入れていたり、
- 先取りの授業は「集団授業」で行い、定期テスト前の自学は各個人が個別に取り組むことで、自分に必要な勉強ができる、
というように、「集団」と「個別」を組み合わせている塾もあることも知りました。
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次に出てきたのは、「補習塾」と「進学塾」です。
補習塾はその名の通り、学校の授業を補完するための塾で、進学塾は受験を目標としています。
高校受験の場合は、定期テストと入試の問題傾向や特徴もずいぶん違うことも、調べる中で学びました。公立高校入試には内申点が加算される地域も多いため、定期テスト対策は必要だけれど、それだけでは高校入試を乗り切ることは難しいとか。
調べながら「合格だけがすべてだ」みたいな塾も多いなぁとちょっと引いてしまう自分もいました…
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さらには「映像授業型」と「対面授業型」があります。
映像授業型は超一流の塾講師の方が授業をしてくださることが多いのが特徴で、遠隔であっても一流の授業が受けられる点が良い点。一方で、対面授業型はその場の空気に合った授業をしてくださることが良いとのことでした。
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「インプット型(授業形式)」と「アウトプット型(演習形式)」もあります。
「インプット型(授業形式)」の塾では、塾の授業でインプットをして、自宅でアウトプットをします。塾の自習室が使える塾もあり、自習室でのアウトプットも可能です。
「アウトプット型(演習形式)」の塾では、授業はなく演習をし、分からないことが出た場合には講師の先生に質問したりしながら学習を進めていきます。
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「なんかいろんな塾があるんだな…」というのが最初の感想でしたね。
そして、
- 切磋琢磨できる仲間がいること
- 目先の成績向上よりも、長い目で見て本人が育つように、自分自身で試行錯誤しながら勉強できる環境が整っていること
- アルバイトの学生ではなく、プロの塾講師さんが責任を持って子どもの様子を見てくださること
を考えた場合には、
- 「切磋琢磨できる仲間がいること」→集団塾がよさそう
- 「目先の成績向上よりも、長い目で見て本人が育つように…」→自学ができる環境が整っている塾がよさそうだが、長い目で見て本人が育つことを考えてくれているかどうかは塾の形態には寄らない
- 「アルバイトの学生ではなく、プロの…」→集団塾の方がいいのかな
という感じでした。
しかし…。集団塾とひとくちに言っても、内容はさまざまです。
塾のサイトには良さそうなことがいろいろと書いてありますが(それでも、合格がすべて、なんでもサポートします、みたいなのが見え隠れしてしまって我が家の求めているものとは違うなぁと思ってしまいましたが)、どこがいいのかよくわかりません。
そこで、学童の先輩ママたちに子どもをどこの塾に行かせていたかをリサーチするところからはじめました。あがってくるのは大手塾の名前ばかりでした。教えてもらった塾はすべてホームページを見たり現地を確認しに行きましたが、どれもこれもピンときません。
合格がすべてではないだなんて、我が家がちょっと変わっているのだろうとも思います。でも、受験に合格するとしても残念な結果になるとしても、そこに向かう過程の中で本人が主体的に取り組んでいるかどうかが、その先の人生を本人がまっすぐ前を向いて生きていけるかどうかに関わってくると思っています。正直、プロセスさえ正しく取り組めれば高校なんてどこにいってもいいと考えてしまう自分がいます。
本当に、我が家から通える範囲で、我が家が求めている塾なんてあるのだろうか…と、塾の種類や特徴を整理しつつ、ちょっと途方に暮れてしまっていました。
今日も読んでいただきありがとうございます。明日もこの話題を続けます。